空の道が広がれば、コックピットも増えていきます。
今こそ準備を始めるタイミングです。
オーストラリアでは大学の学位+本格的な飛行訓練を一体型で学ぶことができ、ライセンスやログブックは一生の資産になります。
計画的に積み上げれば、確実にキャリアへとつながるのです。

「パイロット、何から始めればいい?」
オーストラリアは、大学の学位課程と飛行訓練を統合したカリキュラムを持つ数少ない国の一つです。
学部の間に理論+飛行実技を並行して学び、卒業時にはCPL(商業操縦士)+MEIR(多発計器)+ATPL理論を揃えて、航空会社の新人パイロット採用ルートへと直結します。
ご注意:この記事は一般的なガイドです。入学条件・費用・奨学金は毎年変動します。最新情報や個別見積もりは必ず1:1相談で確認してください。
なぜオーストラリアでパイロット留学?
他国と比べても、オーストラリアならではの強みがあります。
- 学位+飛行訓練の統合:大学主導の一体型プログラム。実技180~200時間に加え、シミュレーター・整備・運航管理まで幅広く学習。
- 航空会社とのネットワーク:Qantasメンタリングや地域航空会社、MROとの連携が充実。
- 国際基準の英語・安全性:ICAO英語やCASA医療基準を早期にクリアし、世界で活躍できる基盤を確立。
- 都市の選択肢:シドニー/メルボルン/ブリスベン(ゴールドコースト)など、生活インフラと実習環境を両立。

出願前チェックリスト
- 英語力:IELTS 6.0~6.5(各セクション6.0)目安。スコア未取得ならファウンデーションや大学準備課程から開始可。
- 学業背景:数学(特に航空数学)や物理基礎が有利。大学により内申やATAR基準あり。
- 医療適性:CASA Class 1 Medical の取得が必須。早めに準備を。
- 適性評価:大学や訓練機関によって面接やパイロット適性テストが課される場合あり。
- 準備スケジュール:入学希望の24~30か月前から逆算して計画 → 英語/医療/書類 → 入学許可 → ビザ。

主要大学まとめ
パイロット留学を考える際に検討すべき代表的な大学を整理しました。
- UNSW(シドニー):豪州トップ研究大学。学部課程内でCPL+MEIR+ATPL理論まで統合。Qantas連携が強力。
入学時期:2月のみ/雰囲気:理論・実技のバランス+ブランド力。 - RMIT(メルボルン):都市型キャンパス+自前の飛行学校・整備センター。産業界とのつながりが非常に強い。
入学時期:2月/7月/雰囲気:実務直結、現場志向。 - Swinburne(メルボルン):CAE Melbourneと提携し、CPL+MEIR+MCCをパッケージで提供。
入学時期:国際生は7~8月のみ/雰囲気:小規模集中型、訓練枠の確保が比較的容易。 - Griffith(ブリスベン/ゴールドコースト):学部で理論中心、Graduate DiplomaでCPL実習を統合。
入学時期:学部は3月・7月、Grad Dipは2・6・9月/雰囲気:段階型でスケジュールに柔軟性。
※要件・カリキュラム・実習空港は大学ごとに異なります。比較表は個別相談でご案内します。

予算の目安
- 総額(3年間):A$220,000~A$330,000(学費+訓練費)
- 奨学金:一部大学で授業料15~30%減免のチャンスあり(成績・申込タイミングによる)。
- 為替や履修内容で変動するため、正確な見積は必ず個別相談で確認。
よくある質問
Q1. 英語スコアがまだ無いのですが?
A. 問題ありません。ファウンデーションや語学研修を経て、2026~2027年入学を目標に計画可能。途中でIELTS/PTEのスコアを段階的に管理していきます。
Q2. 医療(Class 1)や適性試験が不安です。
A. 医療は余裕を持って準備するのが大切です。適性試験や面接は大学ごとに形式が異なりますが、模擬問題や面接練習でサポートします。
Q3. 卒業後の進路や移民(491/190)は?
A. 基本は CPL+MEIR → 地方航空/訓練機関 → メジャー航空会社 へのルート。州政府スポンサーシップではJob Offerが鍵となるため、都市戦略と地域戦略を初期から設計に含める必要があります。
2027年入学を目指すためのステップ
- 初期相談&プラン設計:志望大学・都市・予算を整理
- 英語ロードマップ:語学留学の有無、試験時期を確定
- 医療&書類:CASA Class 1、パスポート・学歴・資金、GTE準備
- 出願・合格:奨学金や訓練枠を意識して書類を最適化
- ビザ(Subclass 500):最新要件を確認し、出国前オリエンテーションまで伴走
私たちができるサポート
- 無料:大学・語学学校選び、ビザ申請、各種書類の代行
- 比較表:入試要件・カリキュラム・実習空港・奨学金を一目で比較
- 選考対策:適性テスト・面接・エッセイ・GTEサポート、模擬Q&A
- 現地サポート:宿泊・生活支援、訓練スケジュール調整、免許・医療更新の案内
最後に
パイロット留学は「情報量」よりも設計力が成功を左右します。 都市・大学・奨学金・医療・英語・ビザを一本の線で結ぶ計画が必要です。 最短で、かつ現実的なルートでオーストラリアの青い空へ近づきましょう。✈️ 気になる方は、まずは1:1チェックリスト&予算プランからお気軽にご相談ください。