「グリフィス大学 留学」「オーストラリア ブリスベン 留学」「ゴールドコースト 留学」「Griffith College パスウェイ」などのキーワードで情報を探している日本人学生の方へ。
この記事では、オーストラリア・クイーンズランド州にキャンパスを持つ グリフィス大学(Griffith University) と、その進学準備機関である Griffith College(グリフィス・カレッジ) について、日本人向けに分かりやすく、かつ実践的な視点で解説します。
具体的には、
- Griffith College(グリフィス・カレッジ)とはどんな学校か
- ディプロマから学士課程へ進学するグリフィス大学のパスウェイ留学
- 看護・観光・ビジネス・IT・心理など、日本人に人気のおすすめ専攻
- 日本人学生向けの学費・奨学金の目安
- ブリスベン/ゴールドコーストでの留学生活や現地環境
といったポイントを、日本の留学エージェント Uhak Station Japan が、2025年11月20日に Griffith College のスタッフから直接聞いた最新情報 をもとにまとめています。
「オーストラリアの大学に進学したいが、直接入学は不安」
「ブリスベンやゴールドコーストで、コストを抑えつつ実践的に学びたい」
そんな方にとって、Griffith College 経由でのグリフィス大学進学(パスウェイ留学) は、非常に現実的で成功確率の高い選択肢です。

1|2025年11月20日 Griffith CollegeがUhak Station Japanを訪問
ブリスベン留学・グリフィス大学パスウェイ最新セミナーレポート
2025年11月20日、オーストラリア・クイーンズランド州の Griffith College(グリフィス・カレッジ) の担当者が、日本の留学エージェント Uhak Station Japan を訪問しました。
当日は東京オフィスにて、PPT形式による詳細なセミナーが実施され、
- グリフィス大学および Griffith College の基本情報
- ディプロマ(Diploma)から学士号(Bachelor)への進学ルート
- ブリスベン・ゴールドコーストの生活環境と都市特性
- 日本人学生にとって現実的な学費・奨学金の選択肢
など、「グリフィス大学留学を検討する日本人学生が最も知りたい情報」 が体系的に解説されました。
特に印象的だったのが、2032年ブリスベンオリンピックに向けた都市開発と経済成長の話 です。
- 約63,000席規模の新ブリスベンスタジアム建設
- 国立アクアティックセンター(競泳・飛込会場)
- 選手村を起点とした住宅・商業エリアの再開発
といった大規模インフラ整備が進行中であり、クイーンズランド州全体の経済規模は約3,490億豪ドル と、非常に活発な地域であることが紹介されました。
このセミナーを通じて、
- ブリスベンが「世界で最も住みやすい都市」の一つとして評価されていること
- ブリスベン/ゴールドコーストが「学び・仕事・ライフスタイル」を両立しやすい留学先であること
- Griffith College 経由での パスウェイ留学が、日本人にとって極めて現実的な進学ルートであること
を、改めて実感する機会となりました。

2|グリフィス大学とは?
世界ランキングと特徴(ブリスベン&ゴールドコーストの総合大学)
グリフィス大学(Griffith University)は1970年代に設立された比較的若い総合大学ですが、
- 世界大学ランキング 上位2%
- 創立50年未満の「若い大学ランキング」で世界トップ50
に入る評価を受ける、国際的にも評価の高い大学です。
キャンパスはクイーンズランド州内に複数あり、
- ブリスベン:サウスバンク、ネイサン、Mt Gravatt、ローガン
- ゴールドコースト
と、都市型キャンパスとリゾート型キャンパスの両方を持つ点 が大きな特徴です。
特に強みとされる分野は以下のとおりです。
- 看護学:世界トップクラス、国内最高水準
- 観光・ホスピタリティ:世界トップ50、国内トップレベル
- 法学・犯罪学:オーストラリア上位
- ビジネス・マネジメント、教育学:国内トップ10級
- IT、心理学、経済学、環境・生態学、薬学
これらの分野は、日本人留学生からの人気も非常に高い専攻 となっています。
3|Griffith College(グリフィス・カレッジ)とは?
グリフィス大学へのパスウェイ・カレッジ
Griffith College(グリフィス・カレッジ)は、グリフィス大学へ進学するための大学付属パスウェイ機関 です。
- Navitasグループ運営
- ブリスベン/ゴールドコーストにキャンパス
- 大学1年次相当のディプロマ(Diploma)課程を提供
Griffith College のディプロマを修了すると、対応する専攻へ グリフィス大学2年次編入 が可能となる仕組みです。
主な特徴として、
- 在籍学生数:約3,000名
- 50か国以上からの留学生が在籍
- 学生:スタッフ比率 約16:1 の少人数制
- 大学キャンパス内で学べるため、施設をそのまま利用可能
という点が挙げられます。
高校卒業後すぐの日本人学生でも、英語・学力・学習スタイルを段階的に整えながら大学進学を目指せる のが、最大のメリットです。
4|グリフィス大学の強みとおすすめ専攻
看護・観光・ビジネス・IT・心理など、日本人に人気の分野
グリフィス大学は「実践重視」「就職につながる学び」に強みを持つ大学として知られています。
特に以下の分野は、日本人留学生の進学実績が多く、将来のキャリアにも直結しやすい専攻です。
4-1|看護学(Nursing/医療系)
グリフィス大学の看護学部は、
世界ランキング上位・オーストラリア国内でも最高水準の評価を受けています。
- 最新のシミュレーション施設を完備
- 実際の医療現場を想定した実践的カリキュラム
- 臨地実習(Placement)が非常に充実
卒業後は、
オーストラリア国内だけでなく、日本・海外での看護キャリアも視野に入ります。
日本語で説明する際は誤解を避けるため、
「ヘルス」ではなく 医療・看護分野 と表現するのが適切です。
4-2|観光・ホスピタリティ(Tourism & Hospitality)
観光学・ホスピタリティ分野は、
グリフィス大学を代表する看板専攻のひとつです。
- ゴールドコーストという世界的リゾート都市が学びのフィールド
- ホテル、イベント、観光ビジネスを想定した実践型授業
- 観光業界との強いネットワーク
インターンシップや現場実習の機会も多く、
「観光学部に強いオーストラリアの大学」を探している方には非常に相性が良い大学です。
4-3|ビジネス・経営学(Business)
グリフィス・ビジネス・スクールは、
国内トップクラスのビジネス教育を提供しています。
- マーケティング
- 人事・組織論
- ビジネスアナリティクス
- ロジスティクス、不動産開発
など、専攻の選択肢が非常に豊富です。
グローバル企業や公的機関とのネットワークも強く、
「ビジネス留学 オーストラリア」 を検討している日本人学生から高い支持を得ています。
4-4|情報技術・IT(Information Technology)
Griffith College の ITディプロマから、
グリフィス大学の IT・コンピュータサイエンス・サイバーセキュリティ学士へ進学できます。
- プログラミング基礎
- データベース
- Web/アプリ開発
- 実務プロジェクト・インターン
IT企業やスタートアップと連携した学びも多く、
英語+ITスキル+海外経験 を同時に身につけたい方におすすめです。
4-5|心理学・社会科学(Psychology/Social Science)
Griffith College の
「社会・心理科学ディプロマ」から、
グリフィス大学の心理学部2年次に編入可能です。
- 心理学
- 社会福祉
- 犯罪学
- カウンセリング関連分野
人の心や社会問題に関心がある日本人学生にとって、
非常に学びやすい進学ルートが用意されています。

5|学費まとめ:ディプロマ〜学士までの費用目安
(日本人学生・オーストラリア留学を想定)
グリフィス大学留学を検討する際に、最も気になるのが「学費はいくらかかるか」「パスウェイ(Griffith College)経由だと総額はいくらか」という点です。
ここでは、日本人学生がよく選ぶ Griffith College(ディプロマ)→ Griffith University(学士課程2年次編入) の流れを前提に、費用感をできるだけ分かりやすく整理します。
なお、オーストラリアの大学費用は以下の要因で上下します。
- 専攻(看護・医療系/工学系/ビジネス系など)
- 受講する科目(科目単価・履修単位数)
- 入学年度(学費改定が入ることがある)
- 奨学金の有無、早期入学特典の適用
- 為替レート(AUD/JPY)
そのため、ここで示すのはあくまで「目安」ですが、計画を立てるベースとして使えるよう、なるべく具体的に書きます。
5-1|Griffith College(ディプロマ)の学費目安
Griffith College のディプロマ課程は、大学学士課程の1年次相当をカバーする位置付けです。
コースは基本的に 8か月〜1年程度(2〜3トライメスター) が目安になり、修了後に対応学部へ グリフィス大学2年次編入 を狙うのが一般的です。
学費の目安(ディプロマ)
- 期間:おおよそ8か月〜1年
- 学費:専攻により 約26,000〜34,000 AUD が目安
さらに細かく言うと、一般的な傾向としては以下です。
- ビジネス系ディプロマ:25,000 AUD前後になりやすい
- IT・理系・工学系:科目構成によって **30,000 AUD近辺〜**になることがある
- 医療系・看護系(ディプロマ種別による):要件が高く、学費も高めになるケースがある
日本円換算のイメージ(例:1AUD=約103円)
- 26,000 AUD → 約268万円
- 34,000 AUD → 約350万円
(為替により増減)
ディプロマで「学費以外」にかかりやすい費用(見落とし注意)
- 入学金(Application/Enrolment Fee 等):大学・年度で変動
- 教材費(教科書、オンライン教材、プリント等):科目により差
- 学生サービス費、設備利用費(科目・キャンパスで差)
- OSHC(海外留学生健康保険):ビザ期間に応じて必須
- 渡航費・初期費用(住居の保証金、初月家賃、生活用品など)
「学費だけ見ていたら思ったより初期費用が必要だった」というケースが多いので、学費+初期費用の両方で予算を組むのがおすすめです。
5-2|グリフィス大学(学士課程)の学費目安
Griffith University(学士課程)の学費は、学部・専攻によってレンジがあります。
一般的に 文系<ビジネス・IT<理系・工学<看護・医療系 の順で高くなりやすい傾向があります。
国際学生の年間授業料(目安)
- 文系・人文系:約30,000 AUD前後
- ビジネス・IT・理系:約32,000〜35,000 AUD
- 看護・歯学など医療系:それ以上になる場合あり(コースにより幅が大きい)
日本円換算イメージ(例:1AUD=約103円)
- 30,000 AUD → 約309万円
- 35,000 AUD → 約361万円
また、ここも重要ポイントですが、オーストラリアの大学は「一律で年間いくら」ではなく、
履修する科目・単位数に応じた合計額として請求される形式が多いです。
同じ学部でも、履修構成によって総額が少し変動することがあるため、最終的には公式見積(Fee/Costページ)で確認が必要です。
5-3|全体の学費総額の目安(ディプロマ→学士2年次編入)
日本人学生がよく選ぶのは、
Griffith Collegeディプロマ(約1年) → グリフィス大学(学士2年次+3年次=約2年)
という3年想定のルートです(3年制学位の場合)。
この場合の学費総額の目安は、
- 合計学費:約85,000〜100,000 AUD
- 1AUD=約103円換算:約880万〜1,030万円前後
というイメージになります。
ただし、ここから実際の負担が変わるポイントがいくつかあります。
総額が上下する主な要因
- 専攻(看護・医療系は高くなりやすい)
- 奨学金(20%〜50%免除など)が適用されるか
- 学費改定(年度更新で上がることがある)
- ディプロマ後の編入単位認定(進学後の履修量が変わる場合がある)
- 為替(AUD/JPY)
また、**Honours(4年制)**へ進む場合は、さらに 学費1年分が追加になるため、
総額が大きく変わります。将来、大学院や研究志向を考えている方は、最初からプランに入れて検討すると安心です。
6|奨学金と学費サポート
Griffith College・グリフィス大学・Navitas+日本人向け特別奨学金
グリフィス大学/Griffith Collegeの魅力のひとつが、留学生向けの「授業料減免(奨学金)」の選択肢が比較的多い点です。
特に日本人学生の場合、まず狙いやすいのは 出願時に自動で審査されるタイプ、または 入学手続きのタイミングで適用されるタイプ です。
ここでは「どんな奨学金があるか」だけでなく、どう使うと学費負担が下がるかまで具体的に整理します。
6-1|グリフィス大学の国際学生向け奨学金
グリフィス大学には、国際学生向けの授業料減免型奨学金があります。
代表的には、
- 授業料の 20%免除
- 条件によって 最大50%免除
といった、比較的大きい減免が設定されている場合があります。
ここで重要なのは、奨学金は「全員に一律」ではなく、基本的に
- 成績(GPA)
- 進学時の評価
- 専攻・コースの対象条件
- 募集枠・年度条件
で変動する点です。
たとえば、
Griffith Collegeのディプロマを高GPA(例:4.5/7.0以上など)で修了した学生は、
グリフィス大学への編入時に奨学金へ応募・評価されるケースがある
というのがポイントです。
最大50%免除が取れれば、学士課程2年分の学費が大幅に下がるため、
総額で数百万円規模の差が出る可能性があります。
6-2|Griffith College独自の奨学金
Griffith College側にも、留学生向けの奨学金・割引制度が用意されています。
代表例として挙げられるのが以下です。
- International Student Scholarship
成績など条件を満たす留学生に対し、授業料が最大25%免除になるタイプ - Early Acceptance Scholarship
合格後、所定の期限までに入学手続きを完了した学生に対し、学費クレジット(例:A$2,500相当など)が付与されるタイプ - Women in STEM Scholarship
STEM(理系)分野を目指す女子学生向けに、授業料が約20%免除となるタイプ
これらは「使える人にはかなり効く」一方で、
適用条件・対象コース・締切が細かく設定されていることが多いので、出願時に同時確認が必須です。
6-3|Navitasグループのサポート(割引・表彰制度)
Griffith College の運営母体である Navitas には、グループとしてのサポート制度があります。
代表的には、
- Navitas Family Bursary
家族・親戚にNavitas系列校の在校生/卒業生がいる場合、ディプロマの対象科目が10%割引になるケースがある - Navitas Academic Merit Award
各学期の成績上位者にA$1,000〜2,000などの支援が出る場合がある
このような制度は、大学の大奨学金(20%〜50%)とは性質が違い、
「条件に当てはまれば追加で学費負担が軽くなる可能性がある」タイプです。
6-4|日本人学生向け・企業スポンサー奨学金
グリフィス大学では、日本人留学生向け(または日本国籍が対象条件に含まれる)企業スポンサー奨学金が存在するケースがあります。
あなたの本文例にあるように、代表例として
Ramen Danbo(ラーメン暖暮)ビジネス奨学金
- 対象:日本国籍を持つ、グリフィス大学のビジネス学部または観光学部の学士課程在学生
- 金額:1学期あたり A$5,000
のようなものがあります。
このタイプは「誰でも取れる奨学金」ではありませんが、
条件が合う学生にとっては非常にインパクトが大きい支援です。
6-5|奨学金を取りこぼさないための実務ポイント(日本人向け)
奨学金を最大限活用するために、現実的に大事なのは次の5つです。
最終的な可否は年度・大学運用で変動するため、必ず最新条件で確認する
同じ名称でも、免除率や条件が更新されることがある
出願と同時に自動審査される奨学金を最優先で狙う
申請書類が追加で不要なケースがあり、取りこぼしが少ない
早期受諾(Early Acceptance)など期限付き特典の「締切」を先に押さえる
合格後に迷っているうちに期限が過ぎるケースが多い
ディプロマ在学中は「編入時の奨学金評価」を意識してGPAを取りに行く
編入時に大きい減免を狙うなら、ここが最重要
奨学金はコースによって対象外がある
看護・医療系や一部専門課程は対象条件が厳しい場合がある
7|出願条件・英語条件・入学時期(インテイク)
グリフィス大学留学を検討する際、「自分の成績や英語力で本当に行けるのか」「いつ出願すればいいのか」は、多くの日本人学生が不安に感じるポイントです。
この章では、Griffith College(パスウェイ)経由を前提に、日本人学生が現実的に目指しやすい条件を中心に解説します。
7-1|学歴要件(日本人高校生・大学生の場合)
■ Griffith College(ディプロマ)への学歴要件
Griffith College のディプロマ課程は、日本の高校卒業生を主な対象とした「大学進学準備+大学1年次相当」の位置づけです。
基本要件
- 日本の高等学校卒業(12年の正規教育課程修了)
- または、それと同等と認められる学歴
成績の目安
- 内申換算で 5段階中おおよそ2.5〜3.0以上
- 偏差値の高低よりも「高校をきちんと卒業しているか」「極端に成績が悪くないか」が重視されます
このため、
- 日本の普通高校卒業
- 商業高校・工業高校卒業
- 高卒認定試験合格(条件付き)
など、比較的幅広いバックグラウンドからチャレンジ可能です。
■ グリフィス大学へ直接入学する場合との違い
日本の高校卒業生が グリフィス大学へ直接1年次入学を目指す場合、
- 高校成績
- 英語力
- 履修科目(数学・理科など)
の条件がやや厳しくなり、ハードルが高めです。
そのため、多くの日本人学生にとっては、
Griffith College ディプロマ(約1年)
→ グリフィス大学 学士課程2年次編入
というルートが、最も現実的で成功率の高い進学パターンと言えます。

7-2|英語力要件(IELTS・代替ルート含む)
■ Griffith College(ディプロマ)の英語条件
Griffith College の多くのディプロマ課程では、以下が目安になります。
- IELTS 5.5(全バンド5.0以上)
これは、日本の高校卒業レベル+基礎的な英語力があれば到達可能なラインです。
ただし、専攻によって例外があります。
注意が必要な例
- 看護・医療系ディプロマ(Diploma of Health Care など)
→ IELTS 6.5(全バンド6.0以上) が必要
これは、将来的に看護師登録で IELTS 7.0 相当が求められることを見据えた設定です。
■ グリフィス大学(学士課程)の英語条件
学士課程に直接入学、またはディプロマ修了後に編入する場合の一般的な目安は、
- IELTS 6.5(全バンド6.0以上)
ただし、以下の専攻ではより高い英語力が求められることがあります。
- 看護学
- 教育学
- 一部の医療・対人支援系専攻
→ IELTS 7.0 が必要になるケースあり
■ 英語スコアが足りない場合の代替ルート
英語スコアが基準に少し届かない場合でも、進学を諦める必要はありません。
以下のような 条件付き進学ルート が用意されています。
- グリフィス大学付属語学学校 GELI
- 提携語学学校(例:Greenwich / BROWNS / ILSC など)の EAPコース
これらを 所定期間・所定レベルで修了すれば、
- IELTSの再提出なし
- テスト免除でディプロマ/学士課程へ進学
が認められるケースがあります。
「試験は苦手だが、英語を使う環境で伸ばしたい」という日本人学生には、非常に相性の良い選択肢です。
7-3|入学時期(インテイク)と出願タイミング
■ Griffith College の入学時期(トライメスター制)
Griffith College は 年3回入学可能なトライメスター制を採用しています。
- 3月(Trimester 1)
- 7月(Trimester 2)
- 10月(Trimester 3)
年3回チャンスがあるため、
- 高校卒業後すぐに進学したい
- 日本の大学を中退・休学して途中から切り替えたい
- 英語準備期間を調整したい
といった柔軟な進路設計が可能です。
※注意
- 看護ディプロマ(Diploma of Health Care)のみ、7月入学限定
→ ここは毎年間違えやすいので要注意です。
■ グリフィス大学(学士課程)の入学時期
グリフィス大学の学士課程は、基本的に年2回入学です。
- 2月入学(Semester 1)
- 7月入学(Semester 2)
ディプロマ修了後は、その修了時期に最も近い学期から 2年次編入 する流れになります。
■ 出願はいつ始めるべきか?
目安としては、
- 希望入学時期の 3〜6か月前までに出願完了
- 奨学金を狙う場合は さらに早め(6か月以上前)
がおすすめです。
理由として、
- 人気専攻は定員が埋まりやすい
- 奨学金枠は先着・定員制の場合がある
- 学生ビザ申請に想定以上の時間がかかることがある
といった点が挙げられます。
特に 看護・観光・IT・ビジネス系は、日本人留学生にも人気が高いため、
「行けるかも」と思った段階で早めに動くのが成功のコツです。
8|学生サポートとキャンパスライフ
ブリスベン&ゴールドコーストでの留学生活
グリフィス大学および Griffith College は、「留学生が途中で挫折せず、きちんと大学卒業まで到達できること」を重視したサポート体制が整っている大学・カレッジです。
特に、日本人学生にとって不安になりやすい 学習面・生活面・英語面 のサポートが手厚い点は、大きな安心材料と言えるでしょう。
8-1|少人数制と手厚いアカデミックサポート
Griffith College 最大の特徴の一つが、少人数制クラスによる徹底した学習サポートです。
■ 少人数制クラス(学生:スタッフ比 約16:1)
- 1クラスあたりの学生数が少ない
- 教員が一人ひとりの理解度を把握しやすい
- 質問しやすく、日本人学生でも発言しやすい環境
日本の高校や大学と比べても、「置いていかれにくい」学習環境が整っています。
■ 学習サポートの具体例
Griffith College では、以下のようなサポートがすべて在学中に利用可能です。
- 1対1チュータリング(個別指導)
- レポートの書き方・構成のワークショップ
- アカデミック英語(大学英語)の強化セッション
- 試験対策・課題提出前のチェックサポート
- 時間管理・学習計画の立て方サポート
特に、
- 英語でのレポートが初めて
- 引用や参考文献のルールが分からない
- プレゼンテーションが苦手
といった日本人学生がつまずきやすいポイントを、「前提から」教えてくれる体制が整っています。
その結果として、
- Griffith College 修了後のグリフィス大学進学率は約95%
- 多くの学生が問題なく2年次編入を実現
という高い成果につながっています。
8-2|大学キャンパスで学べるパスウェイの強み
Griffith College は、グリフィス大学のキャンパス内に設置されています。
これは、日本人学生にとって非常に大きなメリットです。
■ 大学施設をそのまま利用可能
Griffith College 在学中から、以下の施設を 大学生と同じ条件で利用できます。
- 大学図書館(膨大な電子ジャーナル・資料)
- コンピュータラボ・自習スペース
- 学生ラウンジ・カフェテリア
- クラブ・サークル活動
- スポーツ施設(ジム・プールなど)
つまり、
「パスウェイだけど、実質もう大学生」
という環境で学べます。
■ 早い段階から人脈・友人が作れる
- オーストラリア人学生
- 他国からの留学生
- 将来同じ学部に進学する学生
と、学士課程進学前からネットワーク作りが可能です。
2年次編入時に、
- 環境がガラッと変わって不安
- 友達がいなくて孤立する
といったリスクが非常に低いのも、Griffith College パスウェイの強みです。
8-3|ブリスベン&ゴールドコーストの街と生活費
■ ブリスベン(Brisbane)
ブリスベンは、オーストラリア第3の都市でありながら、
- 「世界で住みやすい都市ランキング」常連
- 治安が比較的良い
- 気候が温暖で一年中過ごしやすい
という特徴があります。
街の魅力
- サウスバンクに美術館・博物館・劇場が集結
- 川沿いの開放的な都市設計
- バス・電車・フェリーなど公共交通が発達
- 2032年オリンピックに向けた都市成長が進行中
「大都市すぎず、地方すぎない」バランスの良さが、日本人留学生から高く評価されています。
■ ゴールドコースト(Gold Coast)
ゴールドコーストは、世界的に有名なビーチリゾート都市です。
特徴
- 年間を通して温暖な気候
- サーフィン・ビーチライフが日常
- 観光・ホスピタリティ産業が盛ん
- 「Major Regional Centre(地方主要都市)」指定
この指定により、
- 卒業後の就労ビザ(卒業生ビザ)で 追加年数の優遇
が受けられる点も、将来を見据える学生にとって大きなメリットです。
■ 生活費の目安(日本人学生)
生活スタイルにもよりますが、目安は以下の通りです。
- 学生寮・ホームステイ:月12〜17万円前後
- 食費・交通費・通信費など含めた総生活費:月20万円前後
シドニーやメルボルンと比べると、比較的コストを抑えやすい都市です。
8-4|アルバイト(パートタイム)も可能
オーストラリアの学生ビザでは、学業と両立しながらアルバイトが可能です。
■ 学生ビザでの就労条件
- 学期中:2週間で最大48時間まで
- 長期休暇中:時間制限なし
■ 最低賃金と仕事例
- 最低賃金:時給 約23豪ドル前後
- 主な職種:
- カフェ・レストラン
- 小売店
- 観光関連
- ホテル・イベントスタッフ
英語に慣れてくると、
- 接客系
- 観光業
- 専攻に関連したインターン
など、より実践的な経験を積むチャンスも広がります。
■ アルバイトのメリット
- 生活費の一部をカバーできる
- 実践的な英語力が伸びる
- オーストラリアの職場文化を体験できる
「学ぶ+働く」を両立できるのも、オーストラリア留学の大きな魅力です。

9|まとめ
日本人にとっての「Griffith College → グリフィス大学」留学の魅力
ここまで、グリフィス大学(Griffith University) と Griffith College(グリフィス・カレッジ) を中心に、
ブリスベン/ゴールドコーストでのオーストラリア留学について詳しく解説してきました。
最後に、日本人学生の視点から見た
「Griffith College → グリフィス大学」留学の魅力 を整理します。
■ 世界的に評価の高い大学に、現実的なルートで進学できる
グリフィス大学は、
- 世界大学ランキング上位2%
- 創立50年未満の若い大学ランキングで世界トップクラス
- 看護・観光・ビジネス・IT・心理・犯罪学などで世界的評価
といった実績を持つ総合大学です。
一方で、日本の高校卒業生が いきなり直接入学を目指すにはハードルが高い のも事実です。
そこで有効なのが、
Griffith College(ディプロマ)1年 → グリフィス大学2年次編入
というパスウェイ留学。
- 英語力・学力を段階的に伸ばせる
- 大学の授業スタイルに慣れてから進学できる
- 途中離脱のリスクを大きく下げられる
日本人学生にとって、非常に現実的で成功率の高い進学ルートと言えます。
■ 日本人に人気&将来性のある専攻が豊富
グリフィス大学は、特に以下の分野で日本人留学生から高い支持を集めています。
- 看護学(Nursing/医療系)
- 観光・ホスピタリティ(Tourism & Hospitality)
- ビジネス・経営学(Business)
- 情報技術・IT(Information Technology)
- 心理学・社会科学(Psychology/Social Science)
いずれも、
- オーストラリア国内・世界で評価が高い
- 卒業後のキャリアにつながりやすい
- 英語+専門性を同時に伸ばせる
という特徴があり、将来を見据えた留学先として非常にバランスの良い大学です。
■ ブリスベン/ゴールドコーストという「学びやすい街」
留学生活は、大学の質だけでなく「どこで生活するか」も重要です。
ブリスベン/ゴールドコーストは、
- 治安が良い
- 気候が温暖で過ごしやすい
- 生活費を比較的抑えやすい
- 自然と都市機能のバランスが良い
といった点から、初めての海外留学でも安心しやすい都市です。
特にゴールドコーストは、
- Major Regional Centre 指定
- 卒業後ビザでの優遇あり
といった点もあり、将来的にオーストラリアでの就労を視野に入れる学生にもメリットがあります。
■ 奨学金・授業料割引・アルバイトで費用を抑えやすい
グリフィス大学・Griffith College では、
- 国際学生向け奨学金(20〜50%免除)
- Griffith College独自奨学金
- Navitasグループの学費サポート
- 日本人向け企業スポンサー奨学金
など、複数の奨学金・支援制度を組み合わせられる可能性があります。
さらに、
- 学生ビザでのアルバイト(2週間48時間)
- 比較的高い最低賃金
により、実質的な留学費用を抑えながら学ぶことも十分可能です。
■ こんな方におすすめの留学プラン
Griffith College → グリフィス大学留学は、特に以下のような方に向いています。
- 日本の高校卒業後、海外大学進学を目指したい
- 直接入学は不安だが、将来は学士号を取得したい
- 看護・観光・ビジネス・IT・心理分野に興味がある
- ブリスベン/ゴールドコーストで落ち着いて学びたい
- 費用を抑えつつ、確実に卒業を目指したい
「グリフィス大学 留学」「オーストラリア ブリスベン 留学」「Griffith College パスウェイ」が気になっている方は、
パスウェイ留学という選択肢をぜひ前向きに検討してみてください。
具体的な、
- 出願時期はいつがベストか
- 自分の成績・英語力でどの専攻が狙えるか
- 奨学金を最大限活用する方法
- ブリスベンとゴールドコースト、どちらが合うか
といった点は、一人ひとり状況によって最適解が異なります。
こうした個別相談は、Uhak Station Japan でも無料で受け付けています。
「まだ何も決まっていない」という段階でも問題ありません。
まずは情報整理から、一緒に進めていきましょう。
まだ何も決まっていなくても大丈夫です。
オーストラリア留学専門の Uhak Station Japan が、あなたに合った進学プランをご提案します。
