5歳・6歳のタイミングで迷っている保護者へ

NSW(ニューサウスウェールズ)州の小学校入学制度・学年カットオフ・学区(ゾーニング)・義務教育開始年齢を丁寧に整理しました。


「そろそろ小学校のことを考えないと」
お子さまが5歳・6歳に近づくと、海外在住・移住予定・教育移行を意識して「いつがKindyのスタートなのか」が気になり始めるご家庭が一気に増えます。

特にオーストラリアNSW州は 「7月31日生まれがカットライン」 で入学年次が変わるため、この時点でお子さまのタイミングを理解しておくとスムーズです。

この記事では、NSW州の 公立小学校入学のしくみを“必要なポイントだけ” でわかりやすく整理します。


✅ NSWの義務教育は「満6歳の年」からスタート

オーストラリアでは、原則 満6歳になる年に小学校に登録する義務 があります。
しかし多くの家庭では 満5歳でKindy(K=小学校1年目)に入学 します。

  • フリースクールやチャイルドケアは「任意」
  • 小学校(K〜)は「義務」
  • NSWの場合:満6歳になる年までに、必ず入学登録を済ませるルール

つまり
遅くても「6歳になる年の1月末」までには入学している必要がある、というのが基本線です。


✅ NSWのKindy入学カットオフは「7月31日」

NSWでは その年の7月31日までに満5歳 になっている場合、
同じ年の1月末スタートのKindyに入学可能 というルールです。

  • ✅ 7月31日までに5歳 → その年のKindyに入学できる
  • ✅ 8月1日以降に5歳 → 翌年スタートが対象
  • ✅ ただし発達・英語力などを見て「1年遅らせる」判断を取る家庭もあり

この 「7月31日」 は、Kindy入学時期を考える上で非常に重要な分岐点です。


✅ NSWの小学校は「K〜6年生(合計7年間)」

オーストラリアのNSW州では 小学校はK〜6年生 の7年間で構成されています。
理解しやすいように、日本の学年と大まかな対比を並べると以下のようになります👇

学年年齢の目安日本のイメージ
Kindergarten(K)5〜6歳小1の前段階(=小学校1年目)
Year 16〜7歳小1
Year 27〜8歳小2
Year 38〜9歳小3
Year 49〜10歳小4
Year 510〜11歳小5
Year 611〜12歳小6

Kindyは“幼稚園”ではなく 「小学校の正式な1年目」 だと認識してください。


✅ NSW小学校は「学区(Zoning)で通学先が決まる」

公立小学校の場合、居住する住所により「優先入学できる学区校」が自動的に決まる システムです。
そのため 「どの家に住むか=どの学校に通えるか」 という判断軸になります。

人気学区は定員が早く埋まり、
短期滞在・一時的居住などの場合には「受け入れ不可」となることもよくあります。

👉 住むエリアを先に決めることが、学校選びよりも先に優先される
というNSWならではの特徴がある点は、最初に理解しておくと安心です。


✅ まずは「誕生日と7月31日」、そして「希望エリア」を決めることが重要

ここまでを整理すると、最初の判断ポイントは非常に明確になります👇

  • ✅ お子さまの 誕生日と“7月31日”の関係
  • ✅ 現地滞在の場合は どのエリア(学区)で住む予定か
  • ✅ 滞在時期が Kindy前 or Year2〜3スタート かでも準備が変わる

ここまでを把握しておくだけで、Kindyからのスタートか/1年遅らせるか/別学年で入学するかが、かなり明確になります。


「ここまでで、うちの子のタイミングが何となく見えてきた」
と思われたら、次はお子さまの生年月日・希望時期・希望都市をご相談いただければ、より具体的な個別プランをご案内できます。

義務教育の開始年齢と対象年齢は?

NSW州では、原則として満6歳になる年までに小学校へ登録する義務があります。多くのご家庭は満5歳でKindergarten(K)に入学します。

Kindyの入学基準や「7月31日カットオフ」とは?

その年の7月31日までに満5歳になっていれば、同年1月末開始のKindyに入学可能です。8月1日以降に5歳の場合は翌年対象となります。発達状況などを見て入学を1年遅らせる選択をするご家庭もあります。

NSWの小学校は何年生まで?年齢の目安は?

NSWの小学校はK〜6(合計7年間)です。Kindyは「幼稚園」ではなく小学校の1年目として扱われます。

  • Kindergarten(K):5〜6歳
  • Year 1:6〜7歳/Year 2:7〜8歳/Year 3:8〜9歳
  • Year 4:9〜10歳/Year 5:10〜11歳/Year 6:11〜12歳

※年齢は一般的な目安で、実際の配属は誕生日・学期開始時期を踏まえて決定されます。

学区(Zoning)はどのように決まりますか?

公立校は居住住所に基づく学区(Local Intake Area)で入学優先が決まります。人気学区は定員が早く埋まるため、住むエリアの確定=学校選びと考えるのがNSWの基本です。
入学申請時は住所証明(賃貸契約書など)の提出が求められるのが一般的です。

英語が初めてでも大丈夫?ESLサポートはありますか?

多くの学校でESL/EALD(英語学習者支援)が提供されています。英語レベルに応じた支援や配慮があり、英語初心者でも安心して学べる環境が整っています。

入学時期は1月だけ?学期途中の転入は可能?

正式な学年開始は1月末ですが、学年途中の転入を受け付ける学校もあります(各校の判断による)。
就学年齢や英語力、受入れ枠によって最適なタイミングをご案内します。

保護者の帯同やビザはどうなりますか?

小学校年代では保護者の帯同が前提となるケースが一般的です。帯同者のビザ種別や滞在条件により必要手続きが変わるため、ご家庭の状況に合わせた個別案内を行います。

公立と私立、どちらを選ぶべき?

コスト・学区重視なら公立教育方針や特色重視なら私立を選ぶご家庭が多いです。滞在期間・居住地域・お子さまの性格や英語力に応じて、最適解をご提案します。

必要書類と準備タイムラインを教えてください。

一例:誕生証明・予防接種記録(英語)・成績/在学証明(該当者)・住所証明など。
推奨タイムラインは入学希望の6〜12か月前から準備です(人気学区は早めの着手が安心)。

健康診断や予防接種の要件はありますか?

入学時にImmunisation History(予防接種履歴)の提出が求められる場合があります。
持病・アレルギー・配慮事項がある場合は、入学前に学校へ共有しておくと安心です。

学費や生活費の目安は?

公立校の授業料はビザ種別・在籍区分(ローカル/国際)で変動します。制服・教材・通学費なども含め、居住地域と学区で総費用は大きく異なります。個別の見積りを無料で作成します。

まず何から始めればいい?個別に相談できますか?

お子さまの生年月日・希望都市・入学希望時期をお知らせください。
「7/31カット」と学区の条件を踏まえ、最短ルートの個別プランをご案内します。

お子さまに最適なNSW小学校留学プランをご案内します 🇦🇺

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お子さまの生年月日・希望タイミング・滞在形態に応じた最適な入学プランを無料でご案内します。
公立/私立の比較・Kindyからの入学可否・保護者ビザの要否なども、日本語で丁寧にご説明いたします。

※ 生年月日と希望都市だけでもOKです。初回相談はすべて無料です。