1|大学概要(Curtin Universityとは)
Curtin University(カーティン大学)は、
西オーストラリア州パースに本部を置く州最大規模の総合大学で、
在籍学生数は 5万人以上、うち留学生が約30% を占める国際性が非常に高い大学です。
1966年に工科大学として設立され、1987年に総合大学へ発展。
現在はオーストラリアの実践的大学グループ Australian Technology Network(ATN) に加盟し、
産業界と強く結びついた教育・研究 に定評があります。
さらに、カーティン大学は
世界5か国に海外キャンパス(シンガポール、マレーシア、モーリシャス、ドバイなど)を展開しており、
「世界で最も国際的な大学ランキング」でも上位に入った実績があります。

2|世界ランキングとおすすめ学部(大学の強み)
カーティン大学は世界的にも高い評価を受ける大学です。
- QS世界大学ランキング2026:183位
- THE世界大学ランキング:251–300位帯
- オーストラリア国内トップ10クラス
特に際立っているのは鉱山工学(Mineral & Mining Engineering)で、
なんと 世界第2位 という圧倒的評価を獲得。
その他にも以下の分野が世界トップ100入り:
- 建築・環境デザイン
- 看護学(健康科学系)
- 土木工学
- コンピュータ科学・IT
カーティン大学のおすすめ専攻
● 工学(特に鉱山工学・土木工学)
世界トップクラス。資源が豊富なWA州の地の利も最大活用できます。
● IT・コンピュータサイエンス
最新技術・実践的プロジェクトが充実しており、産業界とのつながりが強い。
● ビジネス(Curtin Business School)
西オーストラリア州最大規模のビジネススクール。MBAも高評価。
● 建築・デザイン
世界上位にランクインする建築学部を持ち、クリエイティブ施設も充実。
● 健康科学(看護・理学療法など)
看護学は国内トップクラス。医療系の教育・研究にも定評があります。

カーティン大学は 教育の国際性が非常に高い大学 としても知られています。
シンガポール、マレーシア、モーリシャス、ドバイを含む 世界5か国に海外キャンパスを展開 し、
さらに 90以上の大学と交換留学ネットワークを構築 しています。
こうしたグローバルな取り組みが評価され、
同校は「世界で最も国際的な大学ランキング」で 世界26位 に選ばれた実績もあります。
留学生向けサポートも手厚く、多文化環境の中で安心して学べる点が大きな魅力です。

3|学費(授業料)※留学生向け
カーティン大学の学費は専攻によって異なりますが、
年間 AUD$29,000〜40,000前後(約290万〜380万円) が一般的な目安です。
おおよその学費レンジ:
- 文系・ビジネス系:AUD$29,000〜32,000
- 工学・理系専門職:AUD$35,000〜40,000前後
- 看護学など医療系:やや高額
※教科書代・教材費は別途必要。
生活費は年間 AUD$15,000〜20,000 程度が一般的です。
学費は履修単位数に応じて請求されるため、正確な金額は公式の費用計算ツールで確認する必要があります。

4|入学時期・学期制度
カーティン大学の主な入学時期は 年2回(2月・7月) です。
- Semester 1(前期):2月下旬〜6月中旬
- Semester 2(後期):7月下旬〜11月中旬
一部のコース(MBA等)では 3学期制(トライメスター制) を採用しており、
10月入学 が可能なプログラムもあります。
出願の目安
- 2月入学 → 前年11月ごろまでに出願
- 7月入学 → 同年4月ごろまでに出願
ビザ申請も含め、最低3ヶ月前には出願準備を進めるのが理想です。良いでしょう。

5|奨学金情報(日本人向け)
カーティン大学は留学生向け奨学金が非常に手厚いことで有名です。
● カーティン・グローバル・メリット奨学金
- 授業料 20%減免
- 成績優秀者が対象
- 出願時に自動審査されることが多い
● ジョン・カーティン・グローバル・エクセレンス奨学金
- 最大40%の授業料免除
- 非常に競争率が高いが、メリットは大きい
● グローバル・フューチャーリーダー奨学金
- 授業料減免(割合は年度により異なる)
- リーダーシップ育成プログラムへの参加機会など付帯メリットも
その他、外部奨学金(JASSO、自治体、民間財団)との併用が可能な場合もあります。
以下では、カーティン大学に関して日本人から寄せられる質問とその回答をFAQ形式でまとめました。
