1|ACU(Australian Catholic University)とは?日本人に選ばれる理由
Australian Catholic University(ACU)は、1991年に複数のカトリック系高等教育機関の統合により設立された大学です。
キャンパスは シドニー(North Sydney / Strathfield / Blacktown)・メルボルン・ブリスベン・キャンベラ・バララット に加え、海外拠点として イタリア・ローマ にも展開しています。
日本人留学生にとって、ACUが検討候補に入りやすい理由は、主に次の2点です。
- 都市の選択肢が広い:学びたい分野だけでなく、生活費・住環境・通学・アルバイト環境なども含めて「現実ベース」でキャンパスを選びやすい
- 職業直結系が強い:看護・教育・心理など、「将来像」から逆算しやすい分野が強み。ワーホリ後の進学相談でも候補に上がりやすい大学の一つです
特に、すでにシドニー圏やメルボルン圏で生活している方は、進学時に「引っ越しや生活変更コスト」を抑えやすく、学業への切り替えがスムーズになりやすい点も見逃せません。
2|ACUの世界ランキング(2026年)と評価
ACUの2026年時点の主要ランキングは、以下のような位置づけです(公開データに基づく目安)。
- QS World University Rankings 2026:851–900位
- Times Higher Education(THE)World University Rankings 2026:401–500位
ランキングだけで判断すると、超上位校というよりは「専門性・分野の強みで選ぶ」タイプの大学です。
一方でACUは、THEの指標に基づく 研究品質(Research Quality) について、国内トップクラスである旨を大学側が発信しています。
ここで重要なのは、留学先選びをするときに「総合ランキングだけ」で決めないことです。
日本人の進学相談では、次のような観点が満足度を左右しやすいです。
- 学びたい分野での評価(特に看護・教育・心理など)
- 実習や現場要件の有無(働き方・生活費設計への影響)
- キャンパス立地(生活費、移動、アルバイト環境)
ACUはこの「現実面の条件」で比較検討されやすい大学の一つです。
3|おすすめ学部・専攻(ACUが強い分野)※学部中心
「ACUで何を学ぶべきか?」は、分野の強みと卒業後のルートから逆算すると整理しやすいです。
ACUが強みとして示している分野(日本人に人気が出やすい分野)を、学部中心にまとめます。
3-1|看護(Nursing)
ACUは看護分野を強みとして発信しており、留学ニーズが特に高い領域です。
「オーストラリア 看護 留学」「ACU 看護」などで調べる方は、最終的に 学費+実習+卒業後要件(英語含む) をセットで確認する必要があります。
看護は魅力が大きい一方で、現実的には次の点が重要です。
- 実習が入りやすく、学期によっては働けない/働きにくい期間が出やすい
- 将来登録を目指す場合、英語要件や各種条件が絡むことが多く、早めに逆算した準備が必要
3-2|教育(Education)
教育分野もACUの看板の一つです。
日本人向けには「教育学士」「初等・中等教育」「Teaching」などの検索意図に合致しやすく、将来像を描きやすい専攻です。
教育系はコースによって、実習や要件(州・登録・英語など)が変わるため、進学前に「どのキャンパスで開講か」「実習がいつ入るか」を確認しておくと失敗が減ります。
3-3|心理学(Psychology)
心理学系は「心理学を英語で学びたい」「海外の環境で学術的に学びたい」層に刺さりやすい分野です。
学士で基礎を固めるルート、大学院に繋げる前提で進めるルートなど、目的によって設計が変わります。
3-4|神学・哲学/宗教学(Theology & Philosophy)
ACUのルーツに近い分野で、伝統的な強みとして紹介されることが多い領域です。
学びの目的(研究・教育・宗教系キャリアなど)が明確な方には選択肢になります。
3-5|スポーツ科学(Sport science)
スポーツ科学(Exercise / Sports Science)は、世界的にも一定の評価を得ている分野として紹介されやすい領域です。
スポーツ・運動・身体に関する科学を学びたい方や、関連分野への進路を検討している方にとって、候補になりやすい専攻です。

4|【2026】学費(留学生・学部)目安|学部別の年額
ACUの留学生向け授業料(2026年・学部)は、専攻ごとに差があります。
以下は「代表例」の目安です(AUD/フルタイム標準履修の想定)。
- Bachelor of Nursing(看護):A$39,280 / 年
- Bachelor of Education(Primary/Secondary等):A$35,624 / 年
- Bachelor of Psychological Science(心理学):A$32,392 / 年
- Bachelor of Exercise and Sports Science(運動・スポーツ科学):A$32,392 / 年
- Bachelor of Business(ビジネス):A$34,968 / 年
- Bachelor of Theology(神学):A$28,648 / 年
学費でつまずきやすいポイントは、ここです。
- 授業料は 教材費・生活費・OSHC(留学生保険) を含みません
- 授業料は年度改定や履修量によって変動する可能性があるため、最終確認は必ず公式情報で行う
- 実習が入る専攻は、同じ「学費」でも 働けない期間が出やすく、実質負担が重くなりがち
「学費だけ見ていけそう」と判断してしまい、あとから生活費設計で苦しくなるケースがあるため、学費+生活費+働き方(就労上限)+実習をセットで整理するのが安全です。
5|【2026】入学時期(学部)と重要日程|いつから始まる?
ACUは基本的にセメスター制で、学部留学は Semester 1 / Semester 2 の2回が軸になります。
日本人の進学設計では、「英語スコア」「出願書類」「ビザ切替」を含め、学期開始から逆算するのが鉄則です。
5-1|2026年の学期開始日(目安)
- Semester 1:2026年3月2日 開始(オリエン:2月23日〜27日)
- Semester 2:2026年8月3日 開始(オリエン:7月27日〜31日)
5-2|2026年の履修手続き(参考)
- Semester 1:最終履修登録日 2026年3月15日(開始日は3月2日)
- Semester 2:最終履修登録日 2026年8月16日(開始日は8月3日)
「いつから始まる?」の質問は多いのですが、実務的には 授業開始日より前にやることが多い のが現実です。
オリエン参加、履修登録、学費支払い、OSHC、住居、ビザ関連などを含めると、開始日の1〜2か月前には準備がピークになります。

6|【2026】奨学金(日本人=国際学生向け)|学費を下げる現実的ルート
結論から言うと、日本国籍でも International student(国際学生)枠で応募・適用される奨学金が中心です。
ただし、奨学金は「名前が似ている」「自動判定に見える」「対象が限定される」など、見落としが起きやすい領域でもあります。
6-1|ACU Executive Dean’s International Scholarship(最大20%減免)
学業成績が優秀な国際学生を対象に、授業料が 最大20% 減免されるタイプの奨学金です。
「学費を現実的に下げたい」という場合、まず候補として整理しやすい奨学金の一つです。
ただし、奨学金は年度や条件が更新されることがあるため、出願前に最新条件(対象コース・対象学生・適用範囲)を確認するのが前提です。
6-2|ACU International Launch Scholarship(20%減免・2026の新設プログラム中心)
2026年に開始する 特定の新プログラム中心に、授業料 20%減免を適用する奨学金として紹介されることがあります。
対象が「全コース」ではなく「特定コース」である可能性があるため、狙う場合は以下をセットで確認します。
- 自分の志望コースが対象か
- いつの入学(Semester 1 / 2)から適用されるか
- 条件(成績・自動判定・継続要件など)
6-3|日本人がつまずきやすい“現実ポイント”
奨学金は「学費だけ」ではなく、都市部だと 家賃(住居費)のほうがインパクトが大きいことも多いです。
そのため、学費減免が難しい場合でも、
- 住居関連の条件(学寮・提携・初期費用など)
- 生活費設計(実習期間の働けなさも含める)
- 2年/3年の総額(年額×年数+生活費×年数)
まで含めて「現実ベース」で最適化する方が、結果的に成功しやすいです。

7|2026入学に向けた準備タイムライン(日本人向けの現実ライン)
ACUに限らず、オーストラリア進学は「思い立ってすぐ」だと間に合わないことが多いです。
目安としては、次の順で逆算すると失敗しにくいです。
- 12〜9か月前:専攻・キャンパス決定、必要書類洗い出し(成績証明、卒業見込など)
- 9〜6か月前:英語スコア準備、出願→条件付き合格の確保
- 6〜3か月前:奨学金申請(対象者のみ)、入学手続き、滞在先検討
- 3〜1か月前:ビザ・渡航準備、オリエン参加準備(学期開始日確認)
特に看護・教育などは、実習や要件(英語・登録・州など)が絡むことがあるため、早めに設計しておくほど後半がラクになります。
8|留学エージェントとしての提案
ACUはキャンパスが複数あるため、「専攻」だけでなく 都市(生活費・住環境・通学) が満足度を左右します。
当社(Uhak Station Japan)では、次のようなポイントを 日本人向けに一緒に整理し、最短ルートで進められるようサポートしています。
- 学費+生活費の資金計画(実習期間も含めて)
- どの都市・キャンパスが現実的か(生活費・通学・環境)
- 看護/教育/心理など専攻ごとの進学ルート整理
- 英語要件の戦略(いつ・何を・どこまで)
- 出願から学生ビザ切替までのスケジュール

9|まとめ|ACUは「分野×都市×費用設計」で決めると失敗しにくい
ACUは、看護・教育・心理など「職業直結系」の分野で検討されやすく、キャンパスの選択肢が広いのも特徴です。
一方で、進学の満足度は「大学名」だけでなく、学費・生活費・働き方・実習・英語を同時に設計できるかで大きく変わります。
もし今、
「キャンパスをどこにするか」「専攻で迷っている」「学費と生活費の現実が知りたい」
という状態なら、早めに一度整理しておくと、出願・ビザ・渡航までが一気にスムーズになります。
学費最適化(奨学金・専攻選択)/入学時期設計(2026日程)/出願書類の整合まで、日本人向けに一貫してサポートします。
「希望都市」「希望キャンパス(あれば)」「希望専攻」「最短希望入学(2026/3 or 2026/8)」「英語スコア(目安でも可)」
を添えていただくとスムーズです。